『皆実有朋会公式WEBサイト』 皆実有朋会事務局

第5代校長 岡 猪真二

第5代校長 岡 猪真二

在任期間(年度)昭和15年~昭和20年(1940~1945)

k_05_l福山高等女学校校長、岡猪真二が第5代校長に就任した。端正、高潔な人柄で、剣道、テニスにも優れたスポーツマンでもあった。
昭和16年4月第二県女の設立に伴い、本校の校名は「広島県立広島第一高等女学校」と改称される。
次第に超国家主義、軍国主義の体制が強化されていく中、本校にも勤労報国隊が発足した。昭和16年八木村に、生徒の集団訓練・心身の鍛練を目的とした修練道場が開設された。保護者中田傳次郎氏が私財を投じて完成させたものである。生徒は1クラスずつ2泊3日の集団生活を行い、教職員の講話による精神修養と食料増産のための勤労作業が日課であった。この道場の落成式の折、岡校長は次のように述べている。
「今やわが国は(中略) 国家総力を挙げたる臨戦体制下にあるのであります。学校教育も亦、この国家の現勢に随順して、困難克服の任に堪ふべき剛健なる精神と、強靭なる体力を具備する青少年学徒の育成に努めねばなりません」
昭和19年学徒勤労令が公布され、戦時下の体制に生徒もいやおうなく組み込まれ、軍需生産のための労働力要員とされた。学校の機能は事実上停止したのであった。
昭和20年8月6日原爆投下。建物疎開に動員されていた1年生を含む多くの生徒教職員が死亡。下中町の校舎は一瞬にして灰燼に帰し、出校していた岡校長をはじめ教職員・生徒も学校で死亡した。

お問い合わせ TEL 082-254-1290

Copyright © 皆実有朋会 All Rights Reserved.