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皆実高校初代校長 宮川 造六

皆実高校初代校長 宮川 造六

在任期間(年度)昭和24年~昭和25年(1949~1950)

m_01_l昭和24年4月30日、高校再編成(総合制・男女共学制・学区制の3原則)により校名が改称され、「広島県広島皆実高等学校」が発足した。元広島県広島工業高等学校・元広島市工業高等学校・元広島県有朋高等学校・元広島県広南高等学校の4校を母体としている。
広島市二葉高校校長、宮川造六が新制の皆実高校初代校長に就任した。宮川校長は、教育の根本方針を「民主主義教育を徹底すること」とした。特に生徒自身に社会共同生活の観念をよく理解させ、公私の生活をよく知り、共同社会生活の一員としての責任と義務を果たすような人物を養成することに力点がおかれた。
校訓は「敬愛・礼節・協同・公正」の四徳であるとし、工業部がもつ勤勉の気風を普通部の生徒にも反映させ、また普通部がもつ広く深い教養と常識を工業部にも反映させることが重点の一つとされた。これは従来のわが国の実業教育と普通教育のあり方を改善し、全人的教育を目指そうとする、新時代の教育のあり方に沿うものであった。
こうした中、様々な行事が行われ、自治会や新聞部など生徒の活動もめざましいものがあった。しかし、普通部と工業部を合わせて生徒1,800余名、教職員120名はあまりにも多く、校地も千田町と旭町(出汐町)に離れ、倉庫を改造した校舎も設備も整っておらず、多くの問題を抱えていた。しかも、宮川校長は米軍軍政部の視察や、高校再編成についての質問叱責など、対応に追われる状態であった。

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