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初代校長 広瀬 豊十郎

初代校長 広瀬 豊十郎

在任期間(年度)明治35年~明治37年(1902~1904)

Y_01 東京女子高等師範学校助教授、広瀬豊十郎が本校初代校長に就任 した。本校校長としての手腕だけでなく、県内女子教育の振興のためにも期待される人物であった。 高等女学校の基本理念は、独立自活するための教育ではなく、家庭にあって高い教養を身につけた良妻賢母を養成することであった。 広瀬校長は教育を効果的に行うため、学校と家庭が綿密な関係を持つ必要があるとし、父兄懇話会を定期的に開催した。第1回父兄懇話会で本校の教育方針は教授と訓育の二途であると述べた。ついで、女子が生活上守るべき事柄を内容とした、忠・孝・貞・和・勤の五箇条を校訓として発表した。 学則は厳しく、登下校の際の注意、校内での心得、家庭で守るべき事柄などが細かく定められており、生徒に日記を記させ隔週毎に点検した。当時無理な試験勉強は高等女学校の生徒の心身発育上問題があるとして、定期試験は禁じられていた。そのため不意に試験が行われ、生徒はいつも気が抜けなかったという。 厳しい規律に規制されながらも、体育・音楽・英語を学ばせるなど新しい側面も持っていた。昼休みには教師も生徒も共に講堂でダンスを楽しみ、休日にはテニスコートで一日中試合を楽しむこともあった。創立間もない頃で生徒数は少なく、広瀬校長が自宅に生徒を招くこともあり、校内には家庭的な雰囲気があふれていた。

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